肌のターンオーバーについて
ターンオーバーとは
お肌に関する読み物などを読んでいると、「ターンオーバー」という言葉がよく使われています。ターンオーバーとは、表皮の新陳代謝のことです。
表皮の新しい細胞が、生まれてから表面でアカとなってはがれ落ちるまでの肌の代謝活動のことをいいます。
表皮の細胞は表皮の一番下の基底層という階層で生まれます。
生まれた細胞は、その後生まれた細胞に押し上げられますが、その際少しずつ形や性質も変わっていきます。
基底層から、リンパ液が流れている有棘層、その後、顆粒層へと押し上げられた細胞は、肌表面の角質層で角質細胞となり、最後には角片となって肌から剥がれ落ちます。
この一連の変化を角化といい、表皮の細胞が入れ替わることをターンオーバーといいます。
ターンオーバーは、健康な肌なら28日周期で行われます。
周期が長過ぎても短か過ぎてもトラブルが起こりやすくなります。
ではなぜ周期が乱れるのか。
実は基底層は休まずに細胞を作りつづけているのではないのです。
古くなった細胞が角片となって剥がれ落ちると、新しい細胞を作るよう、皮膚内部に指令が行きます。
それから新しい細胞が作られ始めるのです。
つまり、表面に古い角質がいつまでも残っていると、皮膚内部には細胞を作れという指令が行かないので、代謝が遅れてしまうのです。
ターンオーバーの周期が乱れると
ターンオーバーの周期が長くなると、表面が厚く、硬くなります。触ったときにゴワゴワした感触になります。
逆にターンオーバーの周期が短すぎると、細胞が成長する前に剥がれてしまうので、不安定な状態の肌を保護するため皮脂分泌が過剰になります。
また、肌本来の潤いは細胞間脂質によるものですが、これを保持する天然保湿因子(NMF)はターンオーバーの過程で作られます。
従って、周期が短いと保湿成分が不足してしまい、肌の表面は乾燥してバサついた感触になります。
どちらの場合もニキビができやすくなります。